2020-05-11

Web小説を書くにあたりまず初めにやったこと

こんにちは！クリエイターグループ『桜餅爆ぜる』原案、作詞、ボディメンテ係、リーダーの女郎ハルです！

今日は私共がWeb小説「漂流ロックバンドの異世界ライブ」を執筆開始するにあたりまず初めにやったことをご紹介します。

皆さんは頭の中には恐らく無数のストーリーがあると思います。それを厨二病だと揶揄する声は無視しましょう。

私の友人たちもラノベ作家に憧れて書き始めてみたものの、それを表に出すことが困難で挫折していきました。

しかし、そんなことでは物書きにはなれないでしょう。

私が原案作成担当している理由は、単純に相棒の方が上手く書けるからなんですが、実は私も書いてみたいなーと思って密かに練習しているのは内緒（笑）

さて、話は逸れましたが「漂流ロックバンドの異世界ライブ！」を描き始めるにあたり、手順を分解して説明します。

大まかな流れとして

①テーマ決め

②内包する要素を考える

③テーマに沿った内容で「やりたい要素」をひたすら列挙する

④物語全体を「起承転結」で落とし込む

⑤最終局面を考える

⑥全体を何章構成にするか決める

この6段階を私共は構想開始から執筆開始までの期間でかなり長く話し合いました。

期間にして約3ヶ月ほどでしたね。

まず今日は①の「テーマ決め」について解説します。

まず私が持っているネタを相方に全公開しました。作品数は50くらいでしたね。

その中で今流行りの「異世界もの」を主軸に据える事にしました。

約50作品の中から異世界ものに絞り込むと約半数になりました。

その中からヒットしそうなものを探し、「異世界×ロックバンド」がテーマの「漂流ロックバンドの異世界ライブ！」が相棒にヒットしました。

「異世界もの」のライトノベルは昨今ほぼ無限にあります。その中未だ未発表のジャンルを開拓する事で独自性を発揮させようと考えたのです。

調べて見ると、「異世界×音楽」は絶対数こそ少ないものの何作品かは見受けられました。しかし、「ロックバンドのメンバー全員が一斉に異世界転移する」ようなストーリーはありませんでした。

テーマはほぼこれで確定しそうなものですが、重要なものが一つあります。

それは、「テーマに対する作者側の知識量」です。そうなんです。ある程度テーマを何も見ないで解説できるくらいの知識量が必要になります。

本作では「音楽知識」ですね。相棒は昔ギターを格好から入ろうとしてコードで挫折した経歴がありました。私はその当時現役でアマチュアバンドをやっていました（ほとんど集まれてないですけどね）。幼少期に音楽教室に通わされ、いつの間にか弾けるようになっていた楽器。あの時は受け身でしたが、今では母に感謝です。音楽の先生を育成する講座に通っていたのである程度メジャーな楽器は弾く事ができました。なので音楽に関してはある程度クリアしていると判断してテーマは「異世界×ロックバンド」に決まりました。

長々と書いていますが、重要なのはテーマに対する「知識量」でした。それ次第で物語に幅を持たせられます。

これから小説を書いてみたい！

新作を書きたいんだけど思いつかない！

そんな人のお役に立てればと思い、今日はブログを書いています。

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次回は「②内包する要素について考える」を解説します。